2014/10/16

秋の夜長に

Bonjour à tous!

秋が深まり、少しずつ夜が長くなってきましたね。
最近は晴れの気持ちがいい日が多いので、お昼は外に出かけて、夜は家でゆっくり読書なんていうのもちょうどいい季節です。

今日は、そんな秋の夜長にぴったり、Le bougie (ル ブジ)「蝋燭、キャンドル」について。

フランス人にとってキャンドルは日常生活に欠かせないもの。
フランスに住んでほ~と感心したのは、どんな家にお邪魔しても家にはキャンドルが置いてあることです。女性でなくても男性でも、La fête(フェット)と言われるホームパーティーの時はテーブルにキャンドルを置いて演出するなんてことも稀ではありません。
お家にお邪魔して、いい香りがするな~なんて思って、
これって何の香り?なんて聞くと、そばに置いてあったアロマキャンドルってことはよくあることです。

さて、フランスのアロマキャンドルで個人的なおすすめは、フランスでも最古の歴史を誇る老舗ワックスメーカー、CIRE TRVDON (シールトゥルドン)のキャンドルです。


1643年ルイ14世(1638-1715)の時代にCLAUDE TRVDON(クロード・トゥルドン)氏によりに創業。初めは食料品店としてパリ1区、サントノーレ通りに店を構え、その後教会向けのキャンドルの販売を開始。ヴェルサイユ宮殿にキャンドルを納めるようになり、同時にフランス全土、ほとんどの大聖堂、教会向けのキャンドルを製造するようになりました。
キャンドル作りのノウハウと評判を高め、やがてベルサイユ宮殿に納めるまでになり、その優れた品質がフランス中に知られるようになりました。伝統的な製法 を厳格に守り続け、現在も職人の勘と技によって全て手作業で作られています。石膏で濾過され純度の高い真水で洗われた真っ白なロウは、100%植物由来の成分でパラフィンフリー、石油由来の有害物質を一切含まず、すすや煙も出ません。ゆらめきのないムラなく静かな燃焼で長時間灯り、消した後も自然から蒸留されたピュアな香りが部屋の中を包み込み続けます。
美しい容器はイタリア・ヴィンチ(Vinci)地方で作られるオリジナルの手吹きガラスです。
気泡を孕んだ深い緑色で、職人さんの手によって一つ一つ手作りされています。その為どれも形が微妙に違った不揃い。今も尚、発端となるべくパリのサン・ロッシュ教会にはCIRE TRVDONのキャンドルが絶えることなく灯り続けています。


ブティックとしてはパリでここだけ。
CIRE TRVDON(シール・トゥルドン)
78 rue de Seine 75006 Paris
http://www.ciretrudon.com

キャンドルの柔らかい光に包まれてゆったりとした秋の夜長を楽しむのはいかがでしょうか?

それでは今日はここまで♪
A bientôt!


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