2014/11/30

笑えば治るよ

Bonjour à tous!

今日はよくフランス人が使う表現を紹介します♪

“Qui rit guérit” (キリゲリ) 「笑えば治るよ」

友人や家族が落ち込んで悲しい顔をしている時、日本人も「笑っていればなんとなかなるよ」なんて言うことがありますが、フランスにも同じような考えがあります。

笑えば笑うほど健康になるし、長生きる。
フランス人は「笑うことには力がある」と強く信じているそうです。

 “Qui rit guérit” (キ) の「ri」は”R”の発音なので、


慣れるまではこのRの発音が少しむずかしく感じるかもしれませんが、
とっても短くて簡単表現なので、この魔法のような言葉、 覚えて使ってみてください♪



それでは今日はここまで♪
A bientôt!

2014/11/28

フランス語のレシピ②

Bonjour à tous!

前回(フランス語のレシピ①)に引き続き、フランス語のレシピのルールを紹介します♪

日本では液体の分量は「cc」または「ml」でよく表記されていますが、
フランスでは、「cl」”centilitre”(サンティリットル)が多く用いられます。
centilitreは100分の1リットルのこと。つまり1cl=10ml=10ccとなります。
例えば500cc(ml)=50clとなります。

次ぎに、2 pcs de pommes というような、このpcはpièce(ピエス)の略語です。
「1つあるいは1個」の単位を表します。
複数の場合はpcの後にsがついて複数形表示になります。
”Le pomme”(ポム)は「りんご」ですので、
上の例では「りんご2個」を表わします。



では、日本語での「適量」はどう表わすのでしょうか?
これは、QSという略語で表記されます。
”quantité suffisante”直訳すると「十分な量」という意味です。

日本語で言う「ひとつまみ」は、une pincée (ウヌ パンセ)
”Une pincée de sel” (ウヌ パンセ ドゥ セル)で、
「塩ひとつまみ」となります。

フランス語のレシピも慣れれば簡単♪

それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/27

フランス語のレシピ①

Bonjour à tous!

フランスには美味しい料理やお菓子がたくさんあります。
本屋さんに行けばそれらのレシピ本がずらっと棚に並んでいて、美味しそうな写真で装丁された本たちを見ているだけで時間が経ってしまいます。

さて、今日はフランス語のレシピに出てくる用語を紹介します♪

「レシピ」はフランス語で”La recette”(ルセット)
「材料」は”L'ingrédient”(アングrェディオン)

”Le sel”(セル)「塩」
”Le sucre”(スュクr)「砂糖」


そして、”Le cuillère”(キュイエール)は、フランス語で「スプーン」のこと。
というわけで...
小さじ1杯(5 ml):1 cuillère à café 「コーヒー用のスプーン1杯」
大さじ1杯(15 ml):1 cuillère à soupe「スープ用のスプーン1杯」

また、
小さじは cuilllère à thé(ティースプーン)
大さじは cuillère à table(テーブルスプーン)
中さじ(10ml)をあらわす1 cuillère à dessert(デザートスプーン)
という表現も使われます。


初めてフランスのレシピを読む人にとって少しややこしいのは、
例えば 1 cuillère à café de sucre と書かれてあると、「えっ、砂糖? コーヒー? なんだこれ?!」となりがち...

日本語でいう「小1」「大1」のように略語で書かれてある場合もあります。
    小さじ(5 ml) →CC/cuil.à café /ct/c. à thé
    中さじ(10ml)→cd/ cuil.à dessert
    大さじ(15ml)→ CS/cuil.à soupe/c. à soupe/c. à tab

そして日本の1カップはフランスでは ”1t”と表記されます。
この「t」は ”La tasse”(タス)「カップ」のこと。
ただし、日本では1カップ=200cc(ml)ですが、
フランスでは1tasse=250cc(ml)になりますので注意しましょう。


次回に続く...
A suivre...





2014/11/26

トルティーヤ??

Bonjour à tous!

今日はとても簡単なフランスの家庭料理を紹介します♪

フランスの、と言っても実は本場はスペイン。、
その名も”L'omelette espangole”(ロムレット エスパニョル)「スペイン風オムレツ」
平たく丸くやいたオムレツのこと。

でもスペイン風に ”La Tortilla”(ラ トルティーヤ)ともよく言われるので、
フランスでトルティーヤと言えば、スペイン風のオムレツのことを指すことが多いです。


もちろん好みの具材を入れてOKですが、フランスの家庭でよく作られる定番は
シンプルなジャガイモのオムレツ
 ”L'omelette aux pommes de terre ”(ロムレット オ ポム ドゥ テーr)です。
特徴はオリーブ油で焼くこと。作り方はとっても簡単!

(17cmのフライパンで厚みが出ていい形になる量)
・400g de pommes de terre じゃがいも 400g(約 中2個)
・1/2 oignion 玉ねぎ 1/2個
・4 œufs 卵 4~5個
・3 cuillerées à soupe d'huile d'olive オリーブオイル 大さじ3
・Sel et poivre 塩、こしょう

1 じゃがいもと玉ねぎは薄切り。

2 フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、軽く(1)を炒め、ふたをして、弱火でじっくり蒸し焼きにする。ときどきかき混ぜて、ポテトがくずれるくらい柔らかくなったら、塩・こしょうで味付ける。
ジャガイモにカリッと焼き色をつける必要はありません。

3 ボールに卵をときほぐし、残りの塩で味をつけ、熱々の(2)を入れる。

4 きれいにしたフライパンに新たにオリーブ油を大さじ1とり、熱くなったら

5(3)を流し込み、周囲が少し固まりそうになったら、ざっくり2~3回かきまわす。

6 半熟状態で縁が固まって安定したら、大きな皿をふたにしてひっくり返す。

7 弱火でじっくり蒸し焼きにし、3~4回ひっくり返しながら、フライパンを円を描くようにゆすって、オムレツのふちを丸くする。

グリーンサラダをたっぷり添えて食卓へ。


それでは今日はここまで♪
A bientôt!




2014/11/21

アーティスト・イン・レジデンスって何??

Bonjour à tous!

「アーティスト・イン・レジデンス」という言葉をご存知でしょうか?
国内外の芸術家をひとつの地域に一定期間滞在させて、創作活動をさせる制度や事業、
もしくは創作活動ができるスタジオ、アトリエを備えた宿泊施設や文化機関の総称のことを
「アーティスト・イン・レジデンス」と言います。

フランスでは17世紀から 世界に先駆けて誕生していました。
国王ルイ14世が芸術の中心的役割を果たしていたローマに「ヴィラ・メディチ」をつくり、
多くのフランスの芸術家を留学させたといわれています。

現在フランスには200近いレジデンスがあります。
今回は世界の大きなアーティスト・イン・レジデンスのひとつ、
パリにあるCité internationale des arts「シテ・デ・ザール」を紹介します♪

マレ地区にあるシテ・デ・ザールは、1965年に設立されました。
近代的な5階建ての建物内に326のアトリエを構え、毎年世界中からアーティストを迎えています。



アトリエには、基本的なベッドルーム、キッチン、浴室完備の個室以外に共同で使用できる写真、ビデオ、シルクスクリー ン、リトグラフなどの制作スタジオ、陶芸用の窯まであります。
また、音楽家のための防音完備の練習室のほか、ピアノを常備した小劇場があります。

また、モンマルトルには、現代美術作家、映像、音楽、デザイン、ダンスなど各分野に対応した設備を備わった、間取りの異なる大小のアトリエ施設があります。日本からも延べ700人あまりのアーティストが訪れているそうです。


アーティストが伸び伸びと創作活動ができる拠点、
それが「アーティスト・イン・レジデンス」です。
 Cité internationale des arts


それでは今日はここまで♪
A bientôt!




2014/11/20

手のひらに毛??

Bonjour à tous!

今日は面白いフランス語の表現を紹介します♪

Avoir un poil dans la main. (アヴォワr  アン ポワル ダン ラ マン) 

Le poil(ポワル)「毛」
La main(マン)「手)

訳すと、「君の手のひらに毛がはえている」


いったいどういう意味でしょう...??

もしずーっと手を使わなかったら毛が生えてくるような...

この表現は、手を使わないような人、つまり「怠け者」という意味です。
苔がむすようなイメージでしょうか??

ぐうたらしていたら、手に毛が生えてくるかもしれませんね!

それでは今日はここまで♪
A bientôt!

2014/11/19

ボージョレ・ヌーボーって何?③

Bonjour à tous!

3回に渡って書いてきた ”Beaujolais nouveau”について、最終回です♪
(以前の記事はこちらへ↓
ボージョレ・ヌーボーって何?①
ボージョレ・ヌーボーって何?②


★50年代から始まるボージョレ・ヌーボーの市場化

1951年9月8日
ワイン生産者がこのボージョレの名前を使いたい場合、ワインを樽から出すのを12月15日まで待たなければならないというルールが制定されました。

1951年10月
生産者が組合を作り、彼らのワインが品質上いち早く販売できるように請願をします。

1951年11月13日
12月前に売られるために従わなければならないルールが決められます。
これがボージョレ・ヌーボーの公式的な誕生です。

その後15年間、ボージョレ・ヌーボーの解禁日はさまざまに変化します。
そして、1967年11 月15日、11月15日の真夜中と決められました。


1985年 :
500,000 hl分の生産販売を容易にするため、解禁日が毎年11月の第3木曜日にと決められます。 15日と決めてしまうとその年によって土曜日、日曜日に当たってしまい、ワイン解禁日に配達が間に合わなくなってしまうからです。

また広告宣伝のおかげで、ボージョレ・ヌーボーはただ単にリヨンの名産でとどまることなく、70年代にパリへ、そしてフランス全国へと広まっていきます。さらには、60年代後半に国際市場進出にも成功。ヨーロッパから始まり、北アメリカ、1982年にオーストラリア、そして1985年には日本とイタリア、 90年代には東南アジアなどへと市場を拡大してきました。



現在のボージョレ・ヌーボーは、ボトルにして6千万本、50 %が輸出、その目的地となるのが150カ国とされています。

どうでしょう。今年からはボージョレ・ヌーボー博士として、
11月第3木曜日を迎えられますね♪
今年の解禁日はいよいよ明日!


...とはいっても、フランス人は日本人ほどボージョレ・ヌーボーでは盛り上がりません。
ちなみに、一般的なフランス人は、美味しいとは思えないと言って、あまりボージョレ・ヌーボーがお好きでないようです...

それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/18

ボージョレ・ヌーボーって何?②

Bonjour à tous!

昨日に続き、 ”Beaujolais nouveau”続編です♪
(昨日の記事はこちらへ→ボージョレ・ヌーボーって何?①

★なぜBeaujolais(ボージョレ) 地域なの??


20世紀前半、収穫後のボージョレのワインは Lyon(リヨン)では引っ張りだこの存在でした。はやく一番良いワイン を手に入れよう、そして客の需要に応えようと生産者側でも、激しい競争が繰り広げられ、1940年代の終わりまで、そういった競争に関する特別なルールな どはありませんでした。

またボージョレ・ヌーボーが他のワインと異なる理由、それは”Gamay”(ガメイ)という葡萄品種からできていること。
正式名称は”Gamay noir à jus blanc”(ガメイ・ノワール・ア・ジュ・ブラン)「白い果汁を持つ黒いガメイ」と言います。この品種は1935年the king Philippe le Hardiによって選定されました。
ボージョレ地域ではほとんど”Gamay”しか栽培されていないそうです。
現在、世界で36,000ヘクタールの”Gamay”が栽培されているそうですが、そのうち22,500ヘクタールがボージョレにあります。

ち なみに、”Gamay”で造られたワインの特徴は、果実味を主体とし、酸味は強すぎることなく、タンニンは多くなく、全体として軽やか。フルーティで、若 いうちに楽しむべき(数年を経るとピークを越え、衰えて行く)...ということで早く飲むことがよいとされているそうです。


さて、明日は「ボージョレ・ヌーボーって何?」最終回!
続く...
À suivre ...

2014/11/17

ボージョレ・ヌーボーって何?①

Bonjour à tous!

前回ボージョレ・ヌーボーについて記事を書きましたが、
そもそもボージョレ・ヌーボーとは何なのでしょうか??

まず、”Beaujolais”(ボージョレ)というのは、リヨン北に位置する地域の名前です。
”Nouveau”(ヌーボー)は、「新しい」という形容詞です。
そして、その年ボージョレで作られた新しいワインのことを、
フランスでは”Beaujolais nouveau” と呼んでいます。


もともとフランスでは、その年の最初に生産されたワインを飲む習慣がありました。
この習慣の理由として、中世の頃は、ワインを保存することがまだ困難であり、悪い質の樽にワインが入っていたため空気中の酸素と触れ、お酢に変ってしまい長く保存ができないことがありました。

ワインの保存に関する問題は19世紀まで続きます。
そして、土地の所有者である地主、司教、修道長などが、待ちに待った出来上がりのワインを高い値段で売ることができたこともあり、ワインは高級品として扱われ、貯蔵品を保つために市場は厳しく規制されコントロールされていました。
このことから、葡萄の収穫期の最後にはお祭りをし、毎年初ワインの出来上がりを多くの人々が待ち望み、お祭りをして労をねぎらいました。
そしてこれらのお祭りの一つがSt-Martin(11月11日)の日に取って代わり、第一次世界大戦後まで重要なものとして存在していました。ワイン生産者は試飲用のワインサンプルを振舞っていたようです。



次回に続く...
À suivre ...



2014/11/16

もうすぐ到着ですよ!

Bonjour à tous!

紅葉も始まり秋も本番です♪
さて、この季節のイベントというと、11月、第3週木曜日のボジョレーヌーボーです。

「Beaujolais nouveau est arrivé! 」
(ボジョレーヌーヴォー到着しました!)
こんな文句が カフェの黒板や窓ガラスにイラスト付きで描かれたり、フランスの街でもこの季節のイベントを楽しみます。


このヌーヴォー解禁日はほとんどのカーブで、ボジョレーヌーヴォーの試飲ができます。
わざわざカーブに行かなくても、街のワイン屋さんでも店の前に大きな樽を出してあり、試飲ができます。



夜になると賑わうのは、Bar à vin (バー ア ヴァン)や Cave à manger (カーヴ ア マンジェ)と呼ばれるワインをメインに出すバーやビストロで、ここでも店内から溢れ出した人々が、店の前の樽でその年のヌーヴォーを楽しんでいる様子があちこちで見られます。



もし、11月第3週木曜日にフランスに居たら、
ヌーヴォー解禁日、楽しんでみては??

それでは今日はここまで♪
A bientôt!




2014/11/14

面白い笑い方の表現

Bonjour à tous!

笑い方というのは人それぞれですが、今日は「笑う」についての表現を紹介します♪

フランス語で「笑う」という動詞は、”rire” 


フランス語では「笑っている様子」についてさまざまな面白い表現があります。

Rire jusqu’aux oreilles. 「耳まで笑う」
にっこりした時の口が耳まで届きそうな、にんまりした感じでしょうか?
わたしはこの表現を聞いたとき、すぐにこのポスターを思い描きました。



他にも様々な「笑い方」の表現があります。

Il rit dans sa barbe. 「ヒゲの中で笑う」
ヒゲの中でニヤリと笑ってそうですね。

Rire en coin. 「隅っこで笑う」
口の端っこで笑っている。これもニヤリとしとした感じですね。

もうひとつ、ニヤリ系の表現を。
Rire sous cape 「合羽の下で笑う」
ちなみに、日本語の「合羽」というのも、もともとポルトガル語「capa」からの外来語なんですよ。
16世紀頃ポルトガル人によって伝えられたそうです、明治以降は、防寒具としての「マント」と区別され、雨具として用いるものを「カッパ」と呼ぶようになったそうです。
マントの下でヒッヒッヒと笑う様子が浮かびますね。


Rire comme une baleine. 「クジラのように笑う」
体が揺れるくらい、大笑いする様子でしょうか。

Rire jaune. 「黄色い笑い」
作り笑いの意味です。なぜ黄色なんでしょう??

Il rit aux éclats. 「破裂するまで笑う」
お腹をかかえて笑うような、大爆笑ですね。

Il rit a pleines dents! 「歯が見えるまで笑う」:
大きく口を開けて豪快な笑い方のようです。


なんだか、笑い方の面白い表現を日本語でも考えたくなりますねww
それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/13

波長が合う②

Bonjour à tous!

前回紹介した「波長が合う」ですが、
日本語でも似たような表現がいくつかありますよね♪

「うまが合う」
これは、乗馬で馬と乗り手の息がぴったり合っているところから来たそうです。

「阿吽の呼吸」
阿は口を開け、吽は口を閉めて発する声のこと。
そこから呼気と吸気の意味が生まれ、両者が息を合わせることで阿吽の呼吸となったのだそうです。


フランス語でも前回紹介した、
”On est sur la même longueur d’onde.” 「波長が合う」

の他にも似たような表現があります♪

On est en phase. 同じ考えである
On est en bons termes. 仲がいい
On est en bonne intelligence. 仲がいい
On est en harmonie. 仲がよい

On s’entend comme cul et chemise.
直訳すると「お尻とシャツのように仲がいい」
長いシャツがお尻にぴったり合うことから来たらしい面白い表現です。

内容を言わなくても気持ちが伝わる関係、息がぴったり合う人というのは、
どうやら国の違いではなさそうですね。

それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/12

波長が合う①

Bonjour à tous!

今日はフランス語の表現を紹介します♪

【波長が合う】
On est sur la même longueur d’onde.
直訳すると、「同じ長さの波動の上にいる」
日本語と同じような表現ですね。

”L'onde” (ロンド)は「波、波動」
複数形で「電波」のこと。

L'onde sonore 「音波」
L'onde électromagnétique 「電磁波」

そして「電子レンジ」が...
そうです!Le micro-ondes (ミクローンド)


それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/11

動物でフランス語:蟻

Bonjour à tous!

今日は動物が出てくるフランス語の表現を紹介します♪

”La fourmi” (フーミ) 蟻
Avoir des fourmis dans les jambes
直訳すると、「足に蟻を持つ」
意味は、”足がしびれる ” ”(しびれて)足がむずむず(ちくちく)する”

また”La fourmi” 「勤勉な/倹約家と」いう意味もあります。

動詞でfourmiller (フーミエ)というと、
「(アリのように)群がる/ひしめく/たくさんある」という意味になります。

Par exemple, (例えば)、

Les erreurs fourmillent dans ce livre.
「この本には間違いがたくさんある。」

Le parc fourmille de promeneurs.
「公園は散歩する人でいっぱいだ。」




それでは今日はここまで♪
A bientôt!

2014/11/09

電波の代わりに

Bonjour à tous!

携帯が登場してから、街から姿を消しつつあるもの。
フランスでも公衆電話は電話ボックスごと次々と姿を消し、
以前、29万台ほどあった電話ボックスも、今はたったの約2800台だそうです。


その電話ボックスを利用した、素敵な活動を紹介します♪

それは、ベルサイユアカデミーとパリ郊外の都市が協力し、電話ボックスを道端の図書館として再利用するもので、「BiblioBoxx」プロジェクトと呼ばれています。


パリの学生たちによって、不要になった電話ボックスは、電話の変わりに本棚を設置し、外観も綺麗にペイントし直して、簡易図書館に生まれ変わっています。
この簡易図書館は、いくつかの高校や道端に置かれていて、自分の読み終えた不要になった本をそこに置き、興味のある本をそこからとって読むことができます。リサイクルとともに、読書がより身近なものに感じられるものですね♪



実はこの「BiblioBoxx」は、ドイツとフランスによる共同プロジェクトで、リサイクルや文化遺産の保全の概念を培う文化と教育のためのプロジェクトとして始められたのだそうです。

電波ではなく、本を通して繋がっていく素敵な活動が世界中へひろがっていったらいいなと思います♪



A bientôt!




2014/11/07

赤ワインの染み

Bonjour à tous!

今日は先日から引き続いて、ホームパーティに関連したテーマです♪

たくさんの人が集まってお酒を飲んでわいわいがやがやしていると、
1回は誰かがやってしまう失敗...

あ!ワインこぼしちゃった!!



お気に入りのテーブルクロスに...
お気に入りのソファに...
お気に入りの洋服に... 
真っ赤な赤ワインのシミが!!!

そんな時、フランスでは、突然レストランの厨房の中のシェフになったかのように
「塩!!」「塩!持ってきて!!」
と、みんなの声が飛び交います。

そして大量の塩をワインの出来たての染みにかける。
※かけるというよりはその染みの上に”盛る”方が個人的にはいいと思います。


そしてその状態でしばらく置いておくと...
あら不思議!
赤ワインのシミが薄くなっていき、染みが消えるのです。

もちろん漂白剤でも染みは綺麗になるのですが、
なかには漂白剤が使用できない柄物や大物だったり、漂白剤がとっさに無い時も。

そんなときは
”Le sel”(セル) 「塩」


それでは今日はここまで♪
A bientôt!


2014/11/05

ホームパーティに招待されたら Vol2

Bonjour à tous!

さて、今日も昨日に引き続き、
「フランスでホームパーティに招待されたら」がテーマです♪

日本では友人や知人の家にお呼ばれしたら、何か手土産を持っていくことが多いですが、
ではフランスでは...?

実はフランスでもほとんどの人が手土産を持っていきます。
もちろん気のおけない親しい間柄やしょっちゅう行き来しあっているのであれば、
何も持っていかないことも。日本とほぼ同じですね。


さて、では何を持っていくのかが気になるところ...

実はこれはフランス人もいろいろ悩むようで、マナーの問題など
いろいろ人によっても、ホストと招待客の間柄によっても様々あるようです。
多いのはやはりフランスならでは、
Une bouteille de vin (ユヌ ブテイユ デュ ヴァン) 「ボトルワイン1本」

ただしこれは、食べ物を持ち寄るなどのパーティなら問題はないのですが、
たいていの場合、ホストがその日の食事を最初から最後まで計画し用意をします。
ということは、その日飲むワインも、その食事に合わせてホストが考えている場合が多いということ。ですので、ワインは失礼にあたり、持っていかない方がいいという意見もあります。
同じ理由で、ケーキなどのデザートもあまり持っていかない方がよいアイテムです。

 
ということで、デザートの後などで楽しめるチョコレートや、
ブーケなどが喜ばれる手土産のようです。
あとは本やCDを持っていく人も少なくないようです。オリーブオイルなんていう人も...
香りのないキャンドルなどもよさそうですね。

それでは今日はここまで♪
A bientôt!


ホームパーティに招待されたら Vol.1

Bonjour à tous!

フランス人は家に友人や家族を招いてホームパーティをすることが好きな人が多いです。
パーティはフランス語で、La fête"フェットゥ"

さて、もしフランス人にホームパーティーに招待されたら...
今日はそんな時の時間のマナーを紹介します♪

なんと行っても家に着く時間です。
フランスでは、15分くらい遅れていくのがマナーです。



日本人では常識(?)とされている”時間ぴったりにピンポーン!”なんて
...とんでもない。
ましてや”5分前集合”なんて、マナー違反もいいところです!

15分から30分ほど遅れていくことがフランスのマナー。
理由は、
「パーティーの準備が終わっていないかもしれないのに
 相手を慌てさせてしまったらいけないから」だそうです。
招待主の女性なんかはシャワーを浴びていることも多いのだそう。



ということで、フランスでホームパーティに招待されたら、
”ちょっとゆっくり目”が基本です♪

それでは今日はここまで♪
A bientôt!




2014/11/02

カフェで課外授業

Bonjour à tous!

昨日のレッスンは、福岡・今泉にあるカフェ「ル・ブルトン」で行いました。


ル・ブルトンは、フランスのカフェをそのまま再現したような店内と、
ブルターニュの本格的なそば粉のガレットが食べられるので、
福岡に住むフランス人からも人気のカフェです♪
 
レッスンでは、パリジェンヌの一日についてを題材にして、勉強しました。



時々漂ってくる、バターで焼いたクレープの匂いに囲まれて、
いつもとはまた違った雰囲気のレッスンでした♪

それでは今日はここまで♪
A bientôt!