2016/03/02

母からの写真

今年も出したよ〜、と母から雛人形の写真が送られてきた。
うちの家系は女子率が高く、熟した女子も多いがヤングな女子も多いのでw、この時期になると毎年祖母と母が雛人形を飾る。
母の嫁入り道具で、わたしが生まれた時から毎年飾っているのでかれこれ30年以上になる。だけど、名称と役目を知っているのはお内裏様とお雛様、それから三人官女、五人囃子ぐらい。恥ずかしながら、そのほかの人たちはうやむやだったw


そっか...、もし子供ができたらこういう日本の風習や文化を子供に伝えるのは、わたしの責任なんだなあ、なんて写真を見て思った。日本語を教えるのもわたしの役目だ。日本のマナーだってわたしが教えることになるんだろう。
わ!責任重大だ!なんて、なんかちまよってしまい、家にある材料で雛人形に見立てて飾ってみた。

即、撤去

最近思うことは、国というものはいつまでも必ずあるものではないのだということ。
フランスに暮らし初めて、日本で住んでいた時とは違う感覚を肌で感じフランスという国を認識するのと同時に、改めて外から日本という国を見て、そう感じるようになった。

例えば国ひとつをなくそうとすれば、その国の文化を破壊すればいいと聞いた。そして、その国の言語を破壊する。結婚の意味をなくし、家族の力を弱くする。それからその国の人々が倫理ではなく、感情で動くようにすればいいらしい。もちろんこれだけじゃないけれど、そんな風にしていくと、国は徐々に力をなくし、そのうち...消えてなくなってしまうのかもしれない。

守るべきものはなんだろう。母からの写真を見てそんなことを改めて考えた。



今日はここまで。
A bientôt!

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