2014/08/02

パリのカフェ ~カウンター編~

Bonjour à tous!

今日は以前の記事、パリのカフェ ~テラス編~の続編です♪

カフェの魅力はテラスだけではありません。
どんなカフェにも、テラスとは対照的なカウンターがあります。


カウンターは主に常連客用。エスプレッソでも1杯のワインでも、基本的に店内やテラス席より安く設定されています。エスプレッソはカウンターならほぼ1ユーロ。(テラスなら3~4ユーロとなります。)
常 連客はなぜかほとんどが男性客です。通常は立ち飲みで、5〜10分くらい、ちょっと軽い朝食をとりたい時や、誰かと話したい時に立寄り、注文した一杯を飲 み干してさっとお勘定して立ち去っていく。いつも顔なじみに常連客にはカフェの主人は何も言わずに「いつもの」飲み物を出しています

 
もともとパリのカフェはシャンデリアや大きな鏡のあるような、社交の場として始まりましたが、それに対して、19世紀後半から地方の出身者たちが、その場 でワインなどを一杯飲める小さな店をはじめ、これらが庶民に愛されるようになったと言われています。こうしてカウンター形式の庶民的で手軽なカフェ、ビス トロが増えていき、今ではほとんどのパリのカフェがこの形式になっています。

 
地元の人が一杯飲みに立ち寄るカウンターでカフェを楽しめるようになれば、また違ったパリを知るかもしれませんね。


庶民的なカフェのカウンターの雰囲気がよくわかる映画"Amélie"のひとシーン 



それではきょうはここまで♪
A bientôt!



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