2014/11/21

アーティスト・イン・レジデンスって何??

Bonjour à tous!

「アーティスト・イン・レジデンス」という言葉をご存知でしょうか?
国内外の芸術家をひとつの地域に一定期間滞在させて、創作活動をさせる制度や事業、
もしくは創作活動ができるスタジオ、アトリエを備えた宿泊施設や文化機関の総称のことを
「アーティスト・イン・レジデンス」と言います。

フランスでは17世紀から 世界に先駆けて誕生していました。
国王ルイ14世が芸術の中心的役割を果たしていたローマに「ヴィラ・メディチ」をつくり、
多くのフランスの芸術家を留学させたといわれています。

現在フランスには200近いレジデンスがあります。
今回は世界の大きなアーティスト・イン・レジデンスのひとつ、
パリにあるCité internationale des arts「シテ・デ・ザール」を紹介します♪

マレ地区にあるシテ・デ・ザールは、1965年に設立されました。
近代的な5階建ての建物内に326のアトリエを構え、毎年世界中からアーティストを迎えています。



アトリエには、基本的なベッドルーム、キッチン、浴室完備の個室以外に共同で使用できる写真、ビデオ、シルクスクリー ン、リトグラフなどの制作スタジオ、陶芸用の窯まであります。
また、音楽家のための防音完備の練習室のほか、ピアノを常備した小劇場があります。

また、モンマルトルには、現代美術作家、映像、音楽、デザイン、ダンスなど各分野に対応した設備を備わった、間取りの異なる大小のアトリエ施設があります。日本からも延べ700人あまりのアーティストが訪れているそうです。


アーティストが伸び伸びと創作活動ができる拠点、
それが「アーティスト・イン・レジデンス」です。
 Cité internationale des arts


それでは今日はここまで♪
A bientôt!




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