2015/01/11

フランス文化ならではの単語

Bonjour à tous!

フランス語には、「(皿)のソースをぬぐいとる」という意味の
”saucer”(ソーセ)という動詞が存在します。
”saucer son assiette avec du pain” 「皿に残ったソースをパンでぬぐう 。」

 
この ”saucer”はレストランではマナー違反ですが、
フランス人がとっても大好きなことです。

”saucer”以外にも、フランス語にはフランス文化ならではの単語がたくさん存在します。
そのおかげで、日本語ではいくつかの単語を用いて説明するような表現も、
一言で済ましてしまうことができるのです。

特に料理に使う動詞は、フランス文化がよくわかるものが多くあります。

beurrer (ブレ) 「~にバターをぬる」
”beurre du pan” パンにバターを塗る。

carameliser (カラメリゼ) 「~をカラメルにする/カラメルをかける」

poivrer (ポワヴレ) 「~にコショウを加える/(話)に辛らつさを加える」

saler (サレ) 「~に塩味をつける」
”Salez et poivrez” 塩コショウする。

また「~に(法外な値段を)吹っかける」 という意味もあります。
”saler la note” 法外な値段をつける。
”saler le client” 客からぼったくる。

vinaigrer (ヴィネグレ) 「~酢で味をつける」

pimenter (ピマンテ) 「~に唐辛子で味をつける/<話>にピリッとした味を添える、趣向を凝らす」

sucrer (スュクレ) 「~に砂糖を入れる」
”sucrer son cafe” コーヒーに砂糖を入れる。

graisser (グレセ) 「~に油を引く」
”graisser la poele” フライパンに油をひく。

gratiner (グラティネ) 「~をグラタン状にする」

assaisonner (アゼゾネ) 「~に味をつける、調味する」
* assaisonner la viande au poivre  肉にコショウで味付けする。


言語にはその国の文化が現れます。
それを知ることが言語を学ぶことの醍醐味のひとつではないでしょうか♪


それでは今日はここまで♪
A bientôt!


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