2016/02/15

Amourを伝える日

さて昨日は”Saint Valentin”(サン・ヴァロンタン)「聖バレンタイン」の日。

2月14日が近づくと街のショーウインドウがバレンタインデーの宣伝に溢れるのは、フランスでも同じ。今でこそ普及しているが、フランスでは”Saint Valentin”を特別に祝うことは伝統的な儀式なのかというと、全くそうではなく、アメリカから流れてきて普及したものだそう。

日本と大きく違うのは、プレゼントをしなければならないと考えるのは、女性ではなく男性の方。

フランスでは、愛し合う夫婦や恋人たちが二人で祝うという日で普及しているので、男性が女性に何かプレゼントを贈るか、二人で交換し合うのが一般的。レストランなどで食事をするカップルも多く、バレンタインデーの特別メニューなどが用意されているところもある。
日本のようにチョコレートと決まっているわけでもなく、花束やマカロン、チョコレートならおそらく男性が女性に何か他のプレゼントに添えて贈ることが多い。最も一般的なのは花束。その日は花屋さんには男性で溢れている。


毎年この時期になると本命VS愛人の話題で賑わうようw
フランスで一昨年バレンタインデーにSNS上で話題になっていたものに、
「パリの花屋では2束目が半額になるキャンペーン実施中。愛人の分をお忘れなく!」という街頭電光版の広告画像があった。これは誰かのいたずらだったようだけれど、芸能人の不倫が政治よりも世間を騒がせることになっている日本とは違うなあと感じる。


そしてこちらはいたずらではなく正真正銘、パリでは、市内約170箇所の電光掲示板で、2月14日一日中、バレンタインのメッセージを表示してくれるサービスが毎年恒例となっている。毎年、大切なパートナーへの感謝の言葉やプロポーズ、片思いの人への告白や、家族へのメッセージなど、愛を伝えるメッセージが話題になっている。

日本だけではなくフランスでも、バレンタインデーは文化というより商売的だな〜と感じるけれど、愛のあるメッセージを伝え合うのはやっぱり素敵なこと。



今日はここまで。
A bientôt!

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