2016/02/03

思わず口にしてしまう!

フランス語には下品!使ってはいけない!と言われる単語や言い回しがそれはもう、山ほどある。日本では考えられないくらい下品な言い回しもそれはもうたくさんあるw
そして、使ってはいけないと全員が知っていながら日常茶飯事フランス人が口にする単語ダントツ1位に、”Merde!”(メルド)がある。
”La merde”「糞」という意味で、日本と同じ「くそっ!」または「しまった!」という時に思わず使ってしまう単語。
子供がポロっと言ってしまうと、「今、何を言った!?」と、激しく怒られる。 (けれども大人は使いまくり。)


さて、フランスの街並みは素敵なのだけど、どうしてもどうしても我慢ができないくらい嫌なことがひとつある。
それは...路上のいたるところに仕掛けられた地雷。
もちろん地雷ではない。
路上のいたるところに放置された犬の糞、のこと。


フランスは犬を飼っている人が本当に多く、街中いたるところで散歩させている人を目にする。路上や公園に限らず、ペット同伴で入れるカフェやレストランもたくさんあって犬にとってはとっても住みやすい国。そして...
そう、地雷の話。その点のマナーが悪い人が多いのだ。
法律上犬の糞を路上に放置するのは禁止されていて、見つかったら罰金も課せられるのだけれど、そんなことお構いなし、いたるところに放置されたまま。


パリの街は随分とマシになっていたのだけど、ここニースはまだまだひどい。
ニースでは人口35万人に対し犬の数が5万匹と、パリや他の都市に比べ人口に対する犬の数の割合も高めらしい。ニース市では街の至る所に犬の糞を拾うための紙袋が入った鉄製のボックスが設置されて居るのだけど...あんまり効果があるとは言えない。
大げさでもなんでもなく、ひどい時には片足で飛び越えながら道を歩かないといけないゾーンなんかも出現するw


わたしなんかは、四六時中絶え間なく、踏まないように神経をとがらせながら歩いている。飛び越えたりもする(笑)
そして先日、道ばたで前を歩いていた綺麗なお姉さんが、可哀想に、地雷を踏んだ。
もちろんとっさに口にしていたのは、”Merde!”。
これこそこの単語が大いに意味を持つ状況だな、なんて後ろから思っていたw


わたしはフランスの路上で四六時中絶えず下を気にしているw

(こんなことを記事に書いていたら、なんとタイムリーなことに、昨日Cyrilの同僚が市長宛に抗議の手紙を書いて送り、同時に新聞社にも同じものを送ったらしい!みんな同じ気持ちだったんだと少し感動した出来事w)
今日はここまで。
A bientôt!


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