2015/08/03

マルセイユの食卓

マルセイユ、Cyrilのお母さん家に滞在。

Cyrilのお母さんは、20年以上も前、フランスにオーガニック商品を取り扱うお店ができた頃からオーガニックの取り組みを応援し、できる限り日常品をそういったお店で揃えている。当時はオーガニック製品は今に比べて非常に値段が高くて、周りからはよくそんなものを買うものだと笑われていたそう。
それが今ではフランスでは数年前からオーガニック製品が流行り、大きなブームになっている。

彼女もベジタリアンで彼女の作ってくれる家庭料理は本当に美味しくて、マルセイユでの彼女の家での滞在は本当に心地よかった。


 さて、その食卓で、毎回登場するのが、日本の醤油。彼女はこれをTAMARI(タマリ)と呼び、10年以上も使い続けているそう。なぜTAMARIと呼ぶのかというと、日本の醤油が売られ始めた頃、TAMARIという名前で売られていたそうで、今もそのまま醤油のことをTAMARIと呼ぶ人が多い。そういえば、インターネットでレシピを検索していた時、材料にTAMARIと書かれているものもあった。ちなみに味は全くたまり醤油ではない(笑)。お母さんはオリーブオイルとレモン汁にTAMARIを加え、サラダのドレッシングにして使っている。
 
日本食というのは西洋では健康に良いというイメージがあり、醤油や胡麻、豆腐や昆布などの日本食品はオーガニックスーパーに行くとわりと揃っている。


ちなみにお母さんは写真右の醤油が好みで、Cyrilは左の方が好みだそう。お母さんが右の醤油うをくれたのにわざわざ彼は自分で買い直していたので、そんな に味が違うのかと比べてみたところ、わたしにはまったくもって味の違いがわからなかった。どっちでもええやん!と思わず叫んでしまった。  ...わたしは醤油の味もわからない日本人なのだろうか?


今日はここまで。
A bientôt!




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